いっぱいのありがとう

きょう一通のハガキが届きました。たぶん今まで生きてきた中で一番しんどかった時期に、心の支えになってくださったお一人からのお便りでした。

以前、コンサート案内を送ったあとにお返事をいただき「認知症もあってなかなか出かけられなくなったけれど、先生のことはよく覚えていますよ。」って書いてくださっていて、あわてて電話をしたことがありました。その時の受け答えでは、大丈夫かなって感じは少しあったのです。それがきょうのお便りに「9月に天王寺でのコンサートに出かけたのに、何もやっていなかったです。」って書いてあったのです。これって去年のコンサートだったと気づいておられず、チラシを大事に持って、楽しみにして出かけてくださったのかと思うと、もう胸がいっぱいになりました。

ピアノ演奏活動を再開して間もないころ、まだお客さんが2,3人だったときから、「また先生のピアノが聴けるのがうれしい」と言って、よく聴きに来てくださっていました。お便りの最後には、「あなたには一番申し訳ないことでした。」と綴ってありました。

今のわたしがあるのは、本当にたくさんの方の支えや励ましがあったから。身体が動く間ピアノを弾き続けていきたいと、あらためて強く思いました。たとえコンサートに来ていただけなくても、わたしの想いはしっかり届けたい!感謝の想いをいっぱい込めて、ただ今12月に向けて準備中です♫